AKB48総選挙に見るメンバーが変わっても売れ続ける理由とは

   


毎度毎度のAKB48の選抜総選挙が行われたわけですがこの仕組みのすごさ。
普通こんなにメンバーが入れ替わったり、抜けたりしたらもっと人気、売上は下がってもいいと思う。
けれど、下がるどころか上がっていく人気。

そして、人気ナンバーワンがいなくなっても成り立つ。
部活動なら、スポーツのチームなら考えてみてください。
絶対的なエースがいなくなったら弱くなるでしょ?

でも、また次のエースが出現し、活躍する。
いやー本当にすごい仕組み。
いつか終焉を迎えるとは思いますが、こんな仕組み欲しい。笑

はじめて総選挙が行われたときに僕は秋元康は天才マーケッターかと思ったよ。

お客が投票し順位づけし、人気上位者でCDを出して売り出す

AKB総数でどれだけいるのかは知りませんが、100人は越えているはずです。
見ていてもAKBにいても、そんなカワイイわけじゃないなんていう子も中にはいるわけです。
会いに行けるアイドルというのを押しているわけですし、事件もありましたがより近い存在にも思わせられているわけです。

かといって、色々いるから成り立っているわけです。
そんな子たちにもファンはいるわけですからね。
ある意味どんな層も抑えてます。笑

先日はお母さん世代もAKBに入りました。
AKB、SKE、NMB、HKTとか地域性も取り入れてるし。

本来なら売れるかどうかなんていうのはわからないから、見込み客たちに調査をが必要なわけですよ。
それはスモールなビジネスであるほど必要だと言える。
必要のないものを売りに出しても、誰も欲しいと思わなかったら売れません。

事業を行っていく上で売れないということは失敗なわけです。

企業が潰れる理由は売上が上がらない、利益が出ない。
それだけでしょ。

しかし、このAKBの戦略のすごさはお客が投票し、人気上位者をメインに売りに出す。
でも、地方の公演は常にあるわけで、現在日の目を浴びていない人もコツコツとやったりして出てくる。
サッカーのユースチームのシステムみたいなもので、次期エース候補たちが日々育っているわけです。

日本のJリーグでいったら現在のセレッソ大阪みたいな。香川が抜けても清武が出てきて、そして柿谷がでてきて、次は南野と出てくる。

買いたいという人たちがどれだけいるのかがわかった上で売りに出せる。
普通売り出すときにこんな安心感ないでしょ。笑

これは20対80の法則を色んな場面で顕著に見れるのではないだろうか

20対80の法則がわからない人は調べてください。笑
色んな場面で使えるのですが、簡単に説明すると売上の80%は20%の製品、20%の顧客が生み出しているのです。
単に20%というわけではなく、その20%は主力商品であったり、コアなファンたち。
僕の知り合いにAKBのCDが発売されたら100枚買ってたなんてやつがいたわけです。

かと思えばファンと言いながらも1枚しか買わない人もいます。
でも、コアなファンは何枚も買い、ライブにでかけ、グッズを購入する。
AKBを支えているのは間違いなくこの層の人たち。

もし、CDに握手券がなくなったら。
もし、握手会がなくなったら。
コアなファンたちがどこに魅力を感じているのか僕はそんな考えたことがないのでわからないのでこんなくらいしか思い浮かばないですけど。

じゃあそのコアなファンにずっと応援してもらい続けるにはどうしたらいいのか。

秋元康さんはずっとこれを考えているのではないでしょうか。

事件が起きても握手会が辞められない理由はこれではないでしょうか

つい最近握手会中に事件が起こりましたよね。
大したことがなくて良かったのですが、近すぎるとありえる事柄でした。

今まで起こらなかったのが不思議なくらい。

でも、この今までアイドルなんてライブの距離でしか会えなかった。
それが触れられるようになっているのだからファンからしたら発狂するほど嬉しいことなんだろう。

その権利がCD購入とともに梱包されている。
CD以上に握手がしたくて、何十枚、何百枚と購入する人がいるわけですよ。

音を聞くだけなら一枚でいいでしょ。
いやむしろ今ならCDを買う必要さえもない。

それでもミリオンを売り上げているのは付加価値が大きい。

今世の中にあるものもそのもの自体の価値プラスαが重要。
いろんなものがありふれてるし。

そんなAKBだって元はビルの屋上なんかで営業をしていた

今色んな分野で注目され、テレビをつけても見ない日なんてないでしょう。

でも、初期の活動期間は本当に数人のファンかどうかさえわからない人しか集まっていなかった。
これでもわかるようにそんな簡単なわけじゃないですね。

そんな中にもコアなファンたちはいたであろう。
どんなものが受け入れられるのか。
どんなものを欲しているのか。

距離が近いからこそより身近に取り入れ、打ち出しも

「会いにいけるアイドル」

こんなの今までなかったじゃないですか。
しかも、普通に近所にいそうな子たち。
会えそうで会えない、でも会えるアイドル。
いやーうまいことやったね。

人気のある人を先頭に打ち出し、人気のない人は表にあまり出さない。
メンバーが多いだけにちょこちょこ問題もでてきてるけど、卒業なんて制度がある。
そしてメンバーたちのモチベ、自身の現在地をイヤでも認識させることができる。

売れるには理由があるんですよ。
その理由をしっかりと分析ができれば、まったく同じことをするわけでもないけれど実践するときに再現性が生まれる。

再現性がない運でしか生まれないことは人に教えることはできない。

目指すべきは一発屋ではなく、自身が死んでも続くもの。
一発屋になるのさえ難しいけれど、つくるだけじゃなくて続いていくものをつくっていきたいですね。

photo credit: youngelectricpop via photopin ccAKB48

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